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2011年12月29日木曜日

キーハンガーのバリエションが増える


 キハンガーのバリエイションが増えました。
一番上から、来年の干支「たつ」を作ってみました。少しの厚めのイチョウの板材を使いました。大変時間がかかりましたが、それらしく出来たと思います。残念なことに長いひげを表現できませんでした。
 2番目のキーハンガーはイルカです。同じくイチョウの厚い板材を使用しました。少し上向き固定してイルカの元気のいいところを表現してみました。
 3番目は白鳥です。これもイチョウ材で作ってみました。台もイチョウ材です。支え棒はブナ材です。
 4番目はマッコウクジラです。特徴ある頭を大きく表現するため、ボタンを頭から外しましたので、ボタンの数が一つ減ってしまいました。
 
 これからもキーハンガーのバリエイションを作っていきたいと思いますB理恵イション

2011年11月28日月曜日

まきストーブを工房に入れました

     待望のまきストーブを工房に入れました。
  ちょっと世話が大変だけど、優しい暖かさで包まれ、なん  となく幸せな気持ちになります。工房にいる楽しみが増え制作意欲も更に湧いてきました。
 今まで製材で出た木片を米袋に入れ焼却場(エコプラント)まで持って行って処分してもらっていました。その木片が結構たくさん出ます。以前からこれらを焼却処分するのはもったいないと思っていました。今回このまきストーブのおかげで有効活用が出来ることになり、大変うれしいです。
 温度は200度以上になるので、お湯も沸きます。ストーブを囲んでお茶会もできます。いいもんです。
 また、左記の写真のように柿を干して干し柿を作っています。その干し柿を食べながら、今日も制作活動に没頭しています。
 ただ、まきが思いのほかたくさん必要なので、その調達が大変になると思います。今年は今までの在庫で何とかなるようですが、来年からはその気になって集めなくてはなりません。スギや松などの針葉樹は比較的容易に集めることはできますが、広葉樹のまきは難しいです。頑張ります。

2011年11月22日火曜日

初雪は11月21日でした

    11月21日初雪
 ついに雪が降りました。権現堂山に雪が2回降ると里にも降ると言われています。今回もまったくその通りになりました。長い長い雪の生活が始まります。
 下の写真は庭木の冬囲いです。何とか冬囲いは初雪に間に合わせることが出来ました。冬囲いは遅くとも11月20日までには終わらせることにしています。年によって初雪の方が早い場合があります。その時は庭木が折れたりして大変悲惨の目に合うことになります。  
 冬囲い作業は結構大変な作業です。豪雪地なので、太い
   丸太や三角棒を荒縄で縛り、丈夫な囲いにします。縄は
5巻ぐらい使います。

貫のあるケヤキスツール

   スツールを5個、チャイルドチエア1個 計6個作成中です。
このスツールは、貫入り4脚スツールです。材はすべてケヤキです。これから、貫を入れてから、貫も脚もすべて八角形にします。それから脚の下部を細く、貫は両端を細くします。もちろん、座面上部は、座りやすくするためにくぼませます。高い方が600ミリ、低い方は400ミリです。
 チャイルドチエアは、これから細かいところを調整して仕上げます。脚には楔を入れ、笠木は少し細くして、5本のスポークは両端を細くします。子ども用椅子はもちろんインテリアとしても(飾台として)使用できます。
    完成しましたら紹介します。

2011年11月12日土曜日

我が家の野菜たち

  家庭菜園で色々の野菜が採れました。カブ、白菜、キャベツ、大根、ニンジンなどです。これらすべて無農薬です。そのため、青虫を毎日たくさん取りました。少し油断していると青虫が大きくなって虫食い穴も増えていきます。毎日根気よく取り続けることが肝要です。採れた野菜はどれも形はよくなく、小ぶりですが、愛着があります。
大根はほとんどたくあん漬けにします。カブは生のまま味噌に和えて食べます。白菜は鍋料理等に使います。みな結構役に立っています。
 間もなく雪が降ってきます。その前に大方片づけたいと思っています。


2011年11月10日木曜日

幸せを呼ぶ黄色い箱

  整理箱を作りました。材はウルシです。A4が楽々入るようにしました。高さは60ミリです。
 写真のようにウルシの色はきれいな黄色です。
友達からウルシの柱をいただいたので、製材所に行って5分(15ミリ)の厚さの板に挽いてもらいました。角は留めで楔をウオールナットで飾ってみました。それにしても、きれいな黄色です。着色剤を使用していないと言うとお客さんたちは驚きます。中にはウルシにかぶれないかなと言う人もいます。「大丈夫ですて」と答えています。めったに出てこない貴重な材だと思います。
 いっぺんに10箱作ったが、人気があり手元にはあとわずかしか残っていません。人気の秘密は幸せを呼ぶ黄色、なんとなく手に取ってみたくなることだと思います。「幸せ」なら手に取りたいですよね。


落ち葉の還元

  大変すみません。1か月ほど更新を中止していました。作品は作り続けていたのですが、紹介するほどのものではなかったのです。これからも作品だけでなく、地域のこと、我が家のことを色々と紹介していきますので、なにとぞよろしくお願いします。
 今、落ち葉が大変です。毎日山ほど出ます。その落ち葉を集めて、庭の土に還しています。長年続けているので、庭の土はフカフカです。春になって雪が消えると、不思議なことに落ち葉の形がなくなっているのです。きっと分解されて土に還元されているのだと思います。
 落ち葉がなくなると冬本番となり、雪が降り始めるのです。さて、今年は大雪かそれとも小雪か、もちろん小雪を望んでいます。積雪についてオオカマキリの卵のうの高さで予想する人がいます。高いところにあったり、低いところにあったり判断に困っているようです。
 昔は落ち葉を燃やして芋を焼いて楽しんだものです。私の地域でも野焼きは禁じられていますので、落ち葉焚きはできません。もしやればきっといい焼き芋が出来ると思います。

2011年9月20日火曜日

座面が長方形の高さ600のスツール

 ケヤキ材で作ったハイチエア
W300 × D225  ×595ミリ

 シートハイ600ミリは少し高過ぎるかもしれません。足が地につかないと安定感が得にくいからです。この椅子に慣れて、貫に足をのせれば、安定感は強くなると思います。

 座面は300×225の長方形です。おしりの形に合わせて座彫りをしてみました。ジスクグラインダーで削ると、あっという間に削れてしまします。削り過ぎないよう気をつけねばなりません。木の埃がすごいので、防塵マスクをかけて扇風機を掛けます。外でやっても近くのアジサイの葉が木の粉だらけになってしまします。

 座面と脚は97度、貫は長いほうが95度、短いほうが94度です。角度を一度ほど変えて穴をあけました。ほぼぴったりでした。

2011年9月19日月曜日

 ケヤキのハイチエア
W270 × D270 × H590
脚は、97度で入れてあります。貫の角度は95度で入れました。貫はスムーズに入りました。脚は八角形で上部を細くしました。貫も両端を細くしました。また、座面はジクスグラインダーで削りました。凸凹が出来て面倒ですが、今回はなめらかにできました。
 台所の作業やや作業台に向かっての作業などに使うと便利かと思います。結構需要があり、私の定番作品の一つです。

 これからこんなスツールをサイズを変えていっぱい作っていきたいと思います。材料がすべてケヤキでいく予定です。
高さを今まで600ミリにしていたが、どうもお年寄りには高いようです。そこで10ミリ低くしてみました。

2011年9月13日火曜日

野外ライブに出店

 魚沼市小出にある県立「響きの森公園」の野外ステージにおいて魚沼市小出郷文化会館15周年記念事業としてライブピクニックが行われました。
 右上の写真が野外ステージ
 右下が「小さな店のマーケット」の各店(私が所属しているクラフトグループ)
 左上が私の店、2×2メートルのテントを2つ張りました。

 音楽を生で聞きながら、店を運営出来るなんて、とても幸せでした。売れなくてもいいぐらいでした。実際あまり売れませんでしたが。
 音楽とのコラボ、いいですね。このように食や芸能、文化の事業とコラボしていくのも一つの方向であると思いました。

2011年9月5日月曜日

小さな小さな椅子

 小さな小さな椅子
W200 × D185 × SH160・H330
 SHが160ミリしかありません。小さくて子どもでも座ることが難しいです。人形等を飾って、インテリアとして使えば最高です。高級インテリア家具になります。
 座面と脚の角度は103度です。背もたれも5本それぞれ笠木への角度を変えて差し込みました。結構手間がかかりました。小さな椅子を作るのも結構楽しいです。今度は本格的なロッキングチエアをつくってみたいと思います。
 今日は9月5日、台風の影響で暑かったですが、工房での仕事もだいぶやりやすくなりました。
 
《トピックス》
 工房で仕事をしているといろいろな虫が訪れてきます。
 オニヤンマが扇風機の風を求めてすーと通り過ぎます。羽黒トンボがひらひらと私の目の前を泳いでいます。
驚いたことにサワガニが私の足元を歩いていたことです。これは、最近の大雨で山側の沢から流れ着いたと思われます。訪問者(虫たち)を列挙してみると
 ・ カタツムリ             ・ アマガエル
 ・ カラスアゲハ           ・ モンシロチョウ               ・ アシナガバチ    ・ ダンゴ虫             ・ ドバチ
 ・ アメリカシロヒトリの幼虫     ・ スズメバチ     ・ アオダイショウ          
 

人気がある三角スツール

 タモ材で作った三角スツール
W310 × D310 × SH395
 今回はチャイルドチエアと同じに脚は8角形にしました。下の方を細く削りました。三角スツールはどこに腰を下ろしても落ち着くので、結構人気が高いです。「まる」「ハート」「三角」と定番スツールになってきました。
 塗装はいつもオイルでしたが、今回は柿渋+ウレタン塗装で処理しました。ウレタン塗装は刷毛塗ですので、液だれ防止のため薄くかけています。したがって、2回塗りをすることもよくあります。
 座面と脚の角度は103度です。105度はやや開き過ぎで100度は少し安定感に欠けるような気がします。私のおすすめ角度は103度です。
 
 各地で台風12号の影響で大雨となり甚大な被害が生じています。今年は本当に天変地異が連続し世の不安が高まっています。早く落ち着いて安全安心のある世になるよう強く願っています。

2011年9月4日日曜日

かわいいチャイルドチエア

 チャイルドチエア
W350 × D300 × SH265(H550)
タモ材で子ども用の椅子を作りました。座面と脚の角度は、103度、背もたれの棒は100度で入れてみました。脚は丸棒にしようと思いましたが、芸がないので、八角棒にして下を細くしました。背もたれの棒も八角棒です。
 大変なのは、背もたれの棒6本を入れるところです。笠木の穴は外側から94度 92度 90、5度です。何とか入れることが出来ました。
 塗装は、下地に柿渋を塗り、サウンジング、ウレタンクリアです。タモ材と柿渋はとても相性がよく、私はタモ材にはよく柿渋を使用しています。
 クラフトフエアでは子ども用の椅子として売り出そうと思いますが、飾台としてインテリアとしてもいいかもしれません。

タモのサイドテーブル

タモ材で作ったサイドテーブル
W510 × D310 × H820
 側板と棚板をアリで接続、天板と側板もアリで接続しました。なぜアリで接続したかというと、下の棚の部分が大きく左右の側板が開きに弱いから、その開き防止のためにしました。
 また、天板と側板のアリ組は、天板の反り防止はもちろんですが、移動の際天板を持っても十分耐えられるようにしたからです。
 下の棚4段階移動できます。この棚には背の高いビンや缶を入れることができるようにしました。

 さて、9月から11月前半までクラフトフエアの参加が多くあり、今まで作りため込んでおいた製品を売りに出そうと思っています。9月には17・18日2日間越後妻有クラフトフエアに参加してきます。今回このフエアは初参加です。たくさん売れることを期待しています。中々売れないと思いますが、大いに楽しんできたいと思います。

2011年8月13日土曜日

緑のカーテンのその後

     夏の花 ポーチュラカをグミの木に吊るして涼を求めて    みました。今盛りで黄色赤色など様々な色が咲いています。おいでになった方々にはよく目に留まります。吊るした樹木はビックリグミの木です。春にはグミが鈴なりになります。来年はもう少しいろいろの草花をサクラやカエデなど木にもいくつか下げてみたいと思いました。
  
 ゴーヤの緑のカーテンのその後です。西側にある窓いっぱいにゴーヤの緑が広がりました。節電の効果があるかどうかはよくわかりませんが、気分的には少し涼しくなったような気がします。ゴーヤの実はまだ4つしかなっていません。確か畑に植えた時には食べきれないほどなったような気がします。やはり、プランターでは十分ではないのでしょうか。








家の中から撮った緑のカーテン。ぼんやり見えるゴーヤの緑、しかも風に吹かれて少し動いています。それを見ているだけでも涼しく感じられます。そんなことでもゴーヤの緑のカーテンは、やった価値はあったかなと思っています。

2段式の飾り棚

 2段式の飾り棚です。
W750 × D200 × H355
一枚のホウの木を半分にして2段の飾り棚を作りました。4本の脚はブナの丸棒(直径30ミリ)で通しで入れてあります。ホウの白とこげ茶の2色とブナの丸棒がうまく調和していい感じになっています。
 机の上に載せて本棚でもいいし、窓際とか玄関に置いてお気に入りの器や小品盆栽等を飾ってもいいと思います。きっと豊かな生活が創り出せます。
 夏本番、暑くて仕事がはかどりませんが、構想だけは練り続けたいと思います。それにはきっかけが必要です。素晴らしい作品を鑑賞したり、材と対話したり、優れた職人の話を聞いたりする自ら刺激や情報を獲得しようとすることが不可欠です。

2011年8月6日土曜日

ちょっと変わった飾り棚

 ちょっと変わった飾り棚(ケヤキ)
W510 × D300 × H890
ちょっと変わった飾り棚を作ってみました。厚さ30ミリの板の中央部分に割れ目がありその割れ目が節のところで止まっていました。その割れ目を取り除いたら、写真のような脚になりました。その足に楕円形のテーブルを乗せて飾り棚にしました。玄関に設置してとっておきの置物を置き、お客様をお迎えする「おもてなし」の一つにしたらどうでしょうか。
 私の作品は、どうしても飾り棚の類が多いようです。次に多いのが「椅子」の類 その次は「箱物」の類です。今後、椅子づくりにもっと力を入れてみたいと思っています。注文を受けないで作りたいものを作るという極めて贅沢な方法をとっていますから、自然と飾り棚の類が多くなるのかもしれません。
 

2011年8月5日金曜日

置き床2つ目



 少し小ぶりの2つ目の置き床を作りました。
W770 × D300 × H100
この置き床も厚さ40ミリです。重くてどっしりしています。この置き床をみているとなにか飾ってみたくなります。飾ったものは、きっと見栄えがすると思います。
 工房の仕事が暑くて、はかどりません。作りたいものはいっぱいあるのですが、暑くて思うように進まないのです。仕方ありませんね。工房には工場扇が一つあります。結構有効です。もしこれがなかったら、とても作業を続行できません。大変役に立っています。暑いですが、何とか工夫して制作していきたいと思います。
 

ケヤキの置き床

  ケヤキの置き床
W900 × D300 × H95
板厚は40ミリで重くてどっしりとしています。きれいな板目も出ています。幅900もあるので、かなり大きなものを飾ることが出来ますが、小さな飾りもので板目を生かした飾り方をすると品が一段と増してくると思います。
 かなり乾燥が進んだ材ですので、硬くて工作が大変でした。脚は3本でそれぞれ、ホゾ組されています。       
                 写真は作業台に青い布をかけて撮りました。後ろに見えるのは我が工房の青空喫茶の椅子です。その青空喫茶も最近は暑くてあまり人が来ません。

2011年7月19日火曜日

長さ1120ミリのケヤキの座卓

 ケヤキの座卓を作りました。
サイズは W1120 × D480 × H330
天板はケヤキの一枚板、脚は4脚と幕板をつけました。反り止めは2本アリ組で入っています。脚は内側に大きくテーパーをかけました。
 この大きさになると重いのでなかなか自由に動かすことが出来ません。それに、天板を磨くのが大変です。
幸い、近くに500ミリ幅の板がかかる自動カンナを持っている方がいるので、お願いをして削ってもらっています。残念ながら我が工房の自動カンナは320ミリ幅までしかかかりません。
 自動カンナにかかると天板の処理が大変楽になります。座卓は天板が命ですので、特に丁寧に仕上げたいです。

晩酌用一人テーブル

                                                ケヤキの小テーブルを作りました。
サイズはW790 × D400 ×H335
天板の暑さは40ミリ。脚は一枚板で天板とアリ組で接続されています。このアリ組で反り防止も兼ねています。脚には写真のように貫が通っています。その貫を差込せんで締めることが出来ます。
 天板も脚板も自然のままの板なので、不定形になっています。厚さも40ミリなので重厚感があります。もちろんケヤキなので板目模様がきれいに出ています。一人テーブルで静かに晩酌するのには最適です。

2011年7月15日金曜日

ゴーヤの緑のカーテン

 暑い暑い夏本番となりました。最近の暑さは尋常ではありません。風鈴やすだれでは、防ぎようがありません。ついエヤコンをセットして涼んでしまいます。世間では節電節電と騒いでいます。我が家も少しでも節電しようと、家の西側に涼しさを得ようとしてゴーヤを植えてみました。例の緑のカーテンです。初めての試みです。今のところ順調にゴーヤも成長しています。あわよくば、ゴーヤがなることを期待しているのですが、どうなるやらわかりません。
 この緑のカーテンがうまくいったら、もう一回報告したいと思います。