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2011年6月13日月曜日

材との対話は至福の時

  車庫を改造して作った私の工房です。ちょっと狭いので、仕事がやりにくいですが、我慢こうばいかなと思っています。欲しい機械・工具はいっぱいあるけど、これまた我慢我慢です。
 一日中、ほとんどここで過ごします。休憩するときは、工房前の青空喫茶でコーヒーを飲みます。材料庫に行って材を見ながらあれやこれやと思索をしていると、コーヒーが冷たくなっていることがよくあります。材を見ながら、何ができるかなと想像するときほど、我を忘れることはありません。今朝もせっかく早く起きたのに、材と対話していて時が過ぎ、妻から朝食の催促を受けてしまいました。材がだんだん増えて、ますます工房が手狭になってきましたが、これからも手狭の中であれこれと想をめぐらしていきたいです。

2011年6月11日土曜日

農家民宿のコーナーに飾り棚を設置

    魚沼市入広瀬にある「青空」という農家民宿のコー     ナーに三角棚をつけてきました。4段目にあるダクトを隠すことを狙いにしながらも、この一角を農家民宿にふさわしい飾り物を展示したいという要望を受けて作成しました。
 この農家民宿は、昔からの旧家(豪農の館)を改築して作られたものです。文化財としても十分な価値があり、見ごたえのある館になっています。広い座敷、大きな囲炉裏、威厳のある複数の神棚、重厚な障子、昔の生活がしのばれる「そら」や2階、馬小屋、そして館を支えている太く味のある柱、柱を固定している幾重もの縄、どれも見ても驚きの対象です       
    
こんな立派な館の一角で仕事をさせていただいたことに感謝をしたいと思います。