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2013年11月29日金曜日

額縁風の飾り棚

額縁風の飾り棚
 

枠(縁)の中に入れると不思議に作品が引き立ちます。一番上の額縁台は松の板材を留で作りました。各角には楔が2枚打ち込んであります。飾りビットは2本使用しました。ケヤキ材で脚もつけてみました。塗装はクルミオイルで渋くして作品がより引き立つようにしました。
下の台は耳付きのホウノキとブナの丸棒でつくりました。塗装はホウノキの優しい感じを大事にして あえてしませんでした。
                                                                                                            
 
今晩は雪になりそうです。これから長い雪国の生活となります。朝長い長靴を履いて雪かきから始まります。車が出るようになったら木の枝の雪や屋根のせっぴの長いさおで落とします。結構いい運動になりますので、健康づくりとして取り組んでいます。

2013年11月28日木曜日

魚沼有志の四人展

魚沼市堀之内商工会館にて「魚沼の匠の技と趣味の逸品」と題して、有志4人展を開催しました。
販売というより展示を中心にしました。水彩画は、プロの芸術家の作品で力作ぞろいでした。、木象巖の作品は、精巧で素晴らしい工芸品でした。和服は最高級反物で心を奪われました。
11月23・24日と楽しい2日間の展示でした。

和服

木象巖
水彩画
木工

2013年11月4日月曜日

今年度の最終日となった「小さなお店のマーケット」 

小さなお店のマーケットの最終日

 
毎月第4日曜日に、魚沼市在住のクラフトマンを中心にして開催されるマーケットです。11月だけは、戸外は寒いので、第1週に開催されます。
ちょうど紅葉時季と重なり、観光客の方がたくさん道の駅に寄ってくださいました。同時に、地区の文化祭があり、私たちのマーケットにも立ち寄ってくださいました。
なるべく新商品を展示できるよう努力しています。今回は、大小の額縁飾り棚を3台展示できました。

 今回のマーケットで今年度終了です。次回5月の連休までありません。私の木工制作もオフシーズンに入ります。シャッターを閉めて木工機械を動かすと木屑がもうもうと立ち込め、防塵マスクをつけなければならなくなるからです。でも、静かに製作に励みたいと思います。

2013年9月11日水曜日

鳥海クラフトフエアに出展


山形県酒田市での鳥海クラフトに出展してきました。
1日目はほとんど雨で、雨対策に追われました。それでも、テントの中の芝生はまだ乾いていました。夜、結構雨が降ったので、朝起きてみたらテントが4張りつぶれていました。テントの屋根に雨水がたまりその重さに耐えられなかったようです。2日目は予想(雨70%)に反して晴れました。隣の県秋田県からのお客様もお出でになり、なんとか商売できました。
 このクラフトフエアから新しく購入したテントにしました。3m×3m白(みんなのテント)白はテントの中が明るく作品もよくみえるので、大変良かったです。今回のクラフトでは、飾台や飾棚など家具っぽいものに人気がありました。小さなオモチャや動物しか興味が集まらないクラフトフエアもあり、場所によって売れる品物の傾向が異なることを実感しました。

2013年8月27日火曜日

3色の積み木

               3色の積み木
      330 × 255 × 75

      
      ケヤキ、タモ、ブナでつくりました。ケヤキは茶色、タモは黒い筋入り、ブナは白で、3色となっています。基本のサイズは25ミリで、50ミリ、100ミリ、150ミリとなります。
ピース数は76個です。
箱は、丈夫にするためビス止めにしましたし、ハートの切抜きを2箇所に施しました。

2013年8月25日日曜日

ふたつき二段整理箱

ふた付きの二段整理箱
  W400 × D300 × H130

 
材は、黄色のウルシ、白いのが桐材です。

 一段の高さは60ミリですので2段になると蓋を入れて130ミリとなります。 箱には井桁に組んだ桐板があり、18個の枡があります。大事にしている小物の整理箱に使用できます。
 ふたは、はしばみ方式でつくリました。
 

美しい半丸太の飾り棚

 差し込み型飾り棚
W1000 × D250 × H560

 材は、半丸太も棚板もケヤキです。
半丸太の内側に溝を掘り、そこに棚板を差し込むことによって、飾り棚を つくりました。棚板の両端を凸状にしてより深く差し込めるようにしました。半丸太の面はきれいに出来ましたが、重いのが難点です。でも、重いだけあって、重厚感があり安定感もあります。
 長さ1000ミリもあるので、かなりのものを飾ることが出来ます。本はもちろん人形でも小鉢、飾り物何でも大丈夫です。
 玄関でも机上でも置けば、その場の雰囲気を一変します。

2013年8月17日土曜日

鈴入りサイコロ

小さな鈴入りサイコロと大きな鈴入りサイコロ
  
大きいサイコロは70ミリ(一辺) 小さなサイコロは60ミリ(一辺)
1の目のところは、他の目のより大きい目になっているので、その目を深く掘って、そこに鈴を入れました。完全にふたをしてしまうと
鈴の音が聞こえませんので、穴を空けました。
材はケヤキで目はブナです。目を9ミリ掘ったところに10ミリのブナをいれて(象嵌)みました。クルミオイルで塗って仕上げました。

角をよくとってころがりやすくしました。しかし、大きいサイコロなので相当強い力と広い場所が必要です。通常のゲームにはちょっと使えないかもしれません。でも、工夫すれば、使用できると思います。飾り物としてならいいかもしれません。
 

2013年7月3日水曜日

ぴんころ地蔵様の山門くらふと市(長野県佐久市)にいってきました

ぴんころ地蔵様
山門仲見世全体
一番右端の店(私の出展品)

第3回 山門くらふと市にいってきました。クラフトフエアはなんといっても天気がいいことが第一条件です。その点、今回は天気に恵まれ気持ちのいい出展になりました。また、実行委員会の皆様の顔が良くわかり、その上運営やお世話が手に取るようにわかり、細かいところまで配慮されて感激です。来年また来たくなるような運営、本当にありがとうございます。昨年より更にバスの団体の参拝客が多数お見えになりました。ぴんころ地蔵様の御蔭です。
 
 

2013年7月2日火曜日

耳付きの通しホゾ楔止め飾棚

 
通しホゾ楔止め飾棚
 耳つきのブナ材で作ってみました。
サイズは、W1040 × D200 × H1130
厚さ23ミリあるので、かなり重いです。楔を打ち込むとガッチリと締まります。楔は長さ60ミリ、傾きは10度の小さいものです。治具を2つ作ることによって、より安全に確かに作ることが出来るようになりました。
 楔を横からみると、デザインとなり全体を引き締めてくれます。大きくて重いので、持ち運びが大変なのが難点ですが、いったん据え付けてしまえば、重いこともいいことです。でも、分解して運べば、簡単に運ぶことが出来ます。
 ブナの明るさが気持ちよく、前面にある耳の部分が懐かしさと温かさを与えてくれます。

 

延寿きつね

 
エンジュ材でつくったキツネの人形です。
 黒猫と同じように3枚の板を重ねて作りました。首も左右に動かせるようにしました。
最近、どの製造業も「かわいい」がコンセプトをしているとのこと、私も真似をして「かわいい」を取り入れて作ってみましたが、なかなか思うようにいきません。でもこの「かわいい」をコンセプトにしたシリーズを材を変えたり題材を変えたりして続けていこうと考えています。
まずは、この人形の高さ20センチとやや大きめなので、少し小さいものも作りたいです。更に、尾の長さ・形や大きさを変えたりして、、尾でかわいさを表現したいと思います。
 

2013年6月25日火曜日

クロネコと眠り猫

 
黒猫を作りました。左の猫は首が動き、顔を左右に曲げることが出来ます。右の猫の首はうごきません。高さは20センチ程度です。人形としては大きいほうです。材はオニグルミで透明のクリアをかけると黒くなります。かわいい猫にしようと、目の大きさや位置、瞳の形を変えてみました。最初なかなかかわいくならず、困りました。
 このオニグルミの材は、大先輩からいただいたものです。お店の床材として使用されていたとのことでした。それにしても珍しい材でめったに手に入らない貴重な材だと思っています。大事に使用していきたいと思います。

2013年6月24日月曜日

三条クラフトフエアに出展してきました


 三条クラフトフエアに初めて出展しました。
前日の土砂降りの雨で足下がぬかるみ大変でしたが、当日は好天に恵まれフエア日和になりました。10時開店から閉店16時まで人の波が絶えませんでした。4万人か5万人か相当の人数でした。お客さんの反応もよく、さすがものづくりの町でクラフトには大変理解が深いようです。また、町全体(官民一体)でこのフエアを応援しているようです。スタッフの配慮も行き届き、快適な出展となりました。出展数は179店、食べ物店も13店で大盛況でした。ちなみに私は29番で本部近くでいい場所を提供していただき、感謝しています。
 三条地区には若いころに勤めた関係で懐かしい人にたくさんお会いでき、楽しい語らいが出来ました。来年もぜひ出展したい気持ちでいっぱいです。
 

2013年5月19日日曜日

浮世絵版画の額縁

 明治時代の浮世絵(版画)の額縁を作りました。
この額縁は、近所に住んでいる美術品の収集家から注文を受けたものです。
 3枚の版画を立てにつないで、1枚の作品になっています。作者や版元や題材など署名されています。
サイズ900×540×35(板厚)ぐらいあり4角にダブルの楔が入っています。色は黒で、3種類の飾りビットを使用しています。

大雨のクラフトフエア

長岡クラフトフエアに出展しました。
場所は千秋が原ふるさとの森広場で、5月11・12日でした。
一日目は雨で大変でした。3方を白いシートで覆い、作品もテントの奥に並べ、前から吹き込む雨にあたらないようにしました。一時雨もひどくなり、たちまち芝生の上に水溜りができ、私のテントの中にも容赦なく雨水が進入してきました。こうなると、お客さんも来ないし、開店休業です。
2日目は、いい天気なり、お客さんもたくさんお出でになり、昨日とがらりと雰囲気が変わりにぎやかになりました。おかげさまで売上
 の方も順調に伸びなんとか格好がつきました。

初めての軽トラ市

 軽トラ市(塩沢)に初めて出展してみました。
この「つむぎ通り(駅前通り)の軽トラ市」は毎月第一日曜日に、つむぎ通りを半日通行止めにして行われます。各出展者には7メートルの場所が与えられ、前に軽自動車(軽トラック)を置き、その後ろにテント(2×2メートル)を張って出展します。
たくさんの人でにぎあいました。若い方や子どももいっぱい来ていました。作品に対する反応もあり、楽しかったです。

 軽トラ市の一番いいところは、展示や後片付けが楽なことです。トラックがすぐそばにあるからです。写真のように軽自動車の後ろドアを開けっ放しにして店番をしていました。
半日しかないので、すぐ終了時間がきます。それもまたいいものです。
 

2013年4月26日金曜日

本格的なホゾ組みの超ミニ椅子

オニグルミ
ケヤキ
超ミニ椅子

ケヤキ オニグルミ ブナで作ってみました。背の高さは、70~145ミリ、座面は130×100ミリを基本にしています。脚は四方転び、背もたれは10度傾いています。テーブルの脚は猫脚です。小さいけど、ホゾ組みの大変さは、普通の椅子と同じです。

エンジュのシラタの部分を取り入れた差し込み式の飾棚

棚板差し込み式の飾棚                         サイズはW930×D170×H470                              4本の柱はエンジュ、棚板2枚はケヤキで作りました。棚板の厚さは25ミリあるので、重いものを載せてもしなることはありません。エンジュのシラタの部分を柱のデザインとして取り入れています。柱の上部をあえて丸めないで四角のままにしてみました。ケヤキの板目もきれいに出ています。                     棚板差込式なので簡単に分解できますし、組み立ても容易です。最初に左側2本の柱に棚板を差し込み、その後右側の柱に棚板差し込むとスムーズに入ります。大事な置物やかわいい人形を飾ったり、本棚として使ったりするといいと思います。
 

2013年4月5日金曜日

まだまだ雪がいっぱい

  4月5日現在、まだまだ雪がいっぱいです。全部消えるのはいつになるやら。上の写真は、我が家の後ろの畑の残雪状況です。1メートル以上あります。スコップで雪をかき出したところです。下の写真では、我が家の前の家の屋根からおろした雪が高く積もっている様子です。でも、すごい勢いで雪がとけていますので、意外と早く雪がなくなるかもしれません。とけ始めるといっきにとけるからです。
 真ん中の写真は、我が家の前の庭で見られたスイセンの芽だしです。秋に積もった落ち葉を押し上げて力強く出ています。キクザキイチリン、カタクリも今年可憐な花を咲かせています。

 5月から始まるクラフトフエアに備えて作品を準備しているところです。飾棚、超ミニ椅子、お針箱、飾小箱、飾台など数がそろってきました。でも、もう少し作らないと安心できません。がんばります。

2013年3月6日水曜日

ふた付きの桐の小箱


     ふたつきの桐の小箱

 
サイズ W195 × D140 × H80
  
 桐材で作ってみました。桐は柔らかくて細工が面倒です。カンナでもルーターでもよく切れないところが生じてしまうからです。側板4枚をまず10度傾けてノコ盤で上下少し落としてから、ベルトサンダーで丸くサンダーすると太鼓のように膨れたような形になります。ふたは大型のビットを使ってルータースタンドで縁取りをします。つまみをつけて完成です。つまみは市販のものを使用しました。
 塗装は桐ですからしなくてもいいと思いますが、今回は蜜蝋を塗ってみました。蜜蝋は初めて使用してみました。桐材にはむいているかもしれません。
 お菓子入れ、葉書入れ、宝物入れなどに使えると思います。

2013年3月4日月曜日

細くて長い飾り台


  飾り台
長さは600~700ミリ 幅は70~100ミリ 板の厚さは35~60ミリ
 材はすべてケヤキ、不思議なことに幅広の飾り台よりこれらの細い飾り台の方が人気があるのです。小さな人形(例えば、雛人形とか)をいくつか並べるのに使うことが多いようです。両サイドを10度傾けてカットして、飾り台の特徴を出しています。
 脚は前後を丸くカットしています。脚の底部はえぐって形を整えています。

2013年3月3日日曜日

どこでも簡単に組み立てることが出きる差込式飾棚

差込式飾棚                                      サイズW800×D190×H500ミリ                                                                 差込口は深さ30ミリで、そこに2枚の棚板を差し込むと2段の飾棚が出来ます。4本の柱にはエンジュのシラタの部分を配置し、ポイントを作りました。棚板を差し込むことでその場にすぐに飾棚を組み立てることが出来ます。差し込み方をまっすぐとか斜めとかにすると少し雰囲気が変わりお好みに応じて工夫すればいいと思います。写真では斜めに差し込んだところです。置物を置くと安定して様々なものを飾ることができますので、飾りを楽しむことができます。
     

2013年3月1日金曜日

木棧を使用した組立式の飾棚(エンジュ)

エンジュの組立式の飾棚                                サイズ W800×D150~200×H700ミリ                   エンジュの床柱を5分板に製材してもらって作ったものです。エンジュの美しいシラタの部分を前面に出して組み立ててみました。この飾棚は簡単に組み立てることが出来ます。10度斜めに切り落とした長さ65ミリの木棧を差し込むことによって棚板を締めることが出来ます。棚板のホゾ穴も木棧の角度に合うよう空けてあります。使い方は本棚でもいいのですが、出来れば人形やおきものなどを飾る棚として使うといいと思います。