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2013年3月6日水曜日

ふた付きの桐の小箱


     ふたつきの桐の小箱

 
サイズ W195 × D140 × H80
  
 桐材で作ってみました。桐は柔らかくて細工が面倒です。カンナでもルーターでもよく切れないところが生じてしまうからです。側板4枚をまず10度傾けてノコ盤で上下少し落としてから、ベルトサンダーで丸くサンダーすると太鼓のように膨れたような形になります。ふたは大型のビットを使ってルータースタンドで縁取りをします。つまみをつけて完成です。つまみは市販のものを使用しました。
 塗装は桐ですからしなくてもいいと思いますが、今回は蜜蝋を塗ってみました。蜜蝋は初めて使用してみました。桐材にはむいているかもしれません。
 お菓子入れ、葉書入れ、宝物入れなどに使えると思います。

2013年3月4日月曜日

細くて長い飾り台


  飾り台
長さは600~700ミリ 幅は70~100ミリ 板の厚さは35~60ミリ
 材はすべてケヤキ、不思議なことに幅広の飾り台よりこれらの細い飾り台の方が人気があるのです。小さな人形(例えば、雛人形とか)をいくつか並べるのに使うことが多いようです。両サイドを10度傾けてカットして、飾り台の特徴を出しています。
 脚は前後を丸くカットしています。脚の底部はえぐって形を整えています。

2013年3月3日日曜日

どこでも簡単に組み立てることが出きる差込式飾棚

差込式飾棚                                      サイズW800×D190×H500ミリ                                                                 差込口は深さ30ミリで、そこに2枚の棚板を差し込むと2段の飾棚が出来ます。4本の柱にはエンジュのシラタの部分を配置し、ポイントを作りました。棚板を差し込むことでその場にすぐに飾棚を組み立てることが出来ます。差し込み方をまっすぐとか斜めとかにすると少し雰囲気が変わりお好みに応じて工夫すればいいと思います。写真では斜めに差し込んだところです。置物を置くと安定して様々なものを飾ることができますので、飾りを楽しむことができます。
     

2013年3月1日金曜日

木棧を使用した組立式の飾棚(エンジュ)

エンジュの組立式の飾棚                                サイズ W800×D150~200×H700ミリ                   エンジュの床柱を5分板に製材してもらって作ったものです。エンジュの美しいシラタの部分を前面に出して組み立ててみました。この飾棚は簡単に組み立てることが出来ます。10度斜めに切り落とした長さ65ミリの木棧を差し込むことによって棚板を締めることが出来ます。棚板のホゾ穴も木棧の角度に合うよう空けてあります。使い方は本棚でもいいのですが、出来れば人形やおきものなどを飾る棚として使うといいと思います。