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2012年11月17日土曜日

六角二段箱


 六角二段箱
 材はエンジュです。底板はケヤキです。六角の一辺は100ミリ、高さは60ミリです。2段に重ねると高さ135ミリとなります。
 大事な宝物や高級お菓子をいれるために作成しました。塗装はウレタン塗装です。着色はしていません。この色はエンジュの木の色です。実にいい色だと思います。底板のケヤキの色とよくマッチしています。
 

 
 今、いろいろの箱を作っています。形も大きさも様々です。箱作りの一番時間がかかるのはふた作りです。上記の六角二段箱のふたは、比較的短時間で出来ました。
これからも、少し高級感のある箱を作っていきたいと思います。

2012年11月16日金曜日

紅葉 落葉掃き 

  工房前の樹木  トウカエデ、赤モミジ、黄モミジ、ブナ、オオデマリ、ドウダンツツジ、ヤマボウシ、ユキツバキ、イチイ、サクラ、サクランボが紅葉し、落葉も終盤を迎えました。
 楽しい落ち葉掃きを毎日しています。かき集めた落ち葉を庭土に戻しています。かなりの量なので、庭はふかふかしています。

写真だと広く見えますが、本当はとても狭い庭です。
  

これ恐竜に似ていませんか、実はトチの実の穂先です



さて これは何でしょうか。
ちょっと恐竜に似ていませんか。
これは、トチの実がついていた穂先です。トチの木の下で実を拾っているとき、あちこちに落ちていた穂先です。手にとってみるととてもユーモラスだったので、玄関テーブルに並べてみました。
 トチの花は房状にたくさん咲きます。それらの花の中のいくつかが実になります。実がついていたところが上の恐竜の脚に見えるのです。
 下のバケツに入っているのは、トチの実です。我が家のトチの実、今年はたくさん取れました。渋抜きをして、トチもちにするととてもおいしく食べることが出来るそうです。

2012年10月30日火曜日

わたらせ渓谷工芸まつりに出展してきました

わたらせ渓谷鉄道大間のマグロの解体ショウ


 10月27日28日 わたらせ渓谷工芸まつりに出展してきました。第12回ですので歴史はあります。同時に商工会フエスタもあり各種飲食販売があり、大変賑わいました。隣のながめ公園では。関東菊花大会があり、それはそれは見事な菊の祭典でした。
 売れ行きは相変わらずでしたが、思いがけず注文がありうれしかったです。2日目は雨でしたが、大降りにならず、なんとかしのぐことが出来ました。最近のクラフトフエアではよく雨にあいます。雨が降るとどうしてもお客さんの数が減り、売れ行きが落ちます。それに撤退するとき降られると後片付けが大変です。だから、いつも天気予報を見ながら、晴れることを願っています。
 

2012年10月22日月曜日

新潟ふるさと村クラフトフエアに出展


 新潟クラフトフエア   IN  新潟ふるさと村にいってきました。
出展数は72で、会場はふるさと村フエステバルパークの円形の芝生の地でした。天気は1日目は良かったのですが、2日目の午前中は激しい雨と風で大変でした。テントを飛ばされ骨が折れてしまった店もありました。私も雨と風の対策をとっていたのですが、一陣の風のため作品に掛けてあったシートが一瞬で飛んでしまい、そのため作品がびしょぬれになったしまいました。箱類など箱の中に水がたまるほど濡れてしまったので、急遽、タオルで水気をとりました。ウレタン塗装をしているものは、水をふき取るだけでよかったのですが、積み木は全部ピースを出して乾かすことになってしまいました。大変でした。
  でも、今までのクラフトフエアで知り合った仲間と再会できたり、また新しく語り合った仲間が出来たことが何より良かったです。クラフトの仲間は個性豊かで語り合えば語り合うほど味が出てきて、楽しいです。そこでの情報交換がかなり貴重です。
 次は、群馬のわたらせ渓谷工芸まつりに出展、これで今シーズンは終了です。

2012年9月19日水曜日

人気のある積み木箱


  初めて積み木を作ってみました。今まで貯め込んでおいた積み木の材料は、なんとダンボール箱に4箱もありました。形を同じ形に整えて、角をベルトサンダーで磨いて作りました。箱の大きさは、W340 × D230 × H100です。この箱にはたくさんのピースが入りました。また、箱の短手側にハートの形を切抜き、それを磨いてピースとして箱の中にいれました。
 この積み木が結構の人気でつくるそばから売れてしまいました。積み木の材がたまったら、また、作ろうかなと思っています。

2012年9月17日月曜日

越後妻有クラフトフエアにいってきました


 越後妻有クラフトフエアに行ってきました。
 2日間とも大変天気良好でよかったのですが、鳥海クラフト同様暑かったです。あまり、暑いせいかお客さんが少し少なかったような気がします。出展数は119店で、さまざまなお店があり楽しかったです。私の右隣に花脊堂+(森さん)は奈良県から奥さんとかわいい4歳のお嬢さんと一緒に出展していました。そのお嬢さんと仲良しになってたくさんおしゃべりが出来ました。左隣には埼玉県からお出でになったIMAGINEの森田さんも奥さんと小学3年生のお嬢さんと一緒に出展していました。きれいなガラス細工のネックレスを販売していました。お年寄りから若い人まで人気がありたくさんのお客さんがひっきりなしにきていました。少し、うらやましかったです。私も妻と一緒に出展しました。二人いると何かと都合がいいです。妻のおかげで快適な出展が出来ました。
 今回の出展で気がついたことは、4箱作った積み木が人気ですべて売れてしまったこと、箱類には根強い人気があること、ボビンスタンドが若い人から中年の人までの注目を受けていました。これらのことを参考にして今後の制作に取り組みたいです。

2012年9月10日月曜日

暑かった鳥海クラフト




  第6回クラフトフエスタ鳥海に行ってきました。
山形県遊佐町西浜 鳥海温泉「遊楽里」の前の芝生のあるイベント広場でありました。
9月8.9日とも晴れとにかく暑かったです。テントの中にいてもじっとしていられないくらいでした。お茶も持っていったのですが、たちまちなくなってしまいました。補給しようとしても、自動販売機がすべて売り切れ状態でした。
 隣のもうひとつのイベント広場ではクラシックカー展示会があり、たくさんの人であふれていました。売り上げはいつもの通りですが、木が好きだという人が多かったような気がします。
 走行距離280キロ、所要時間4時間30分(高速道路使用)、朝2時半に出て7時につきました。もう多くの出展者は場所を決めてテントを立て始めていました。話を聞いたら、場所は到着順になっていたようです。広場の中央部分しかあいていませんので、そこにテントを立てることにしました。道路から中央まで結構の距離があるので、そこに荷物を搬入するのにすでに汗びっしょりかいてしまいました。
 新潟県の仲間はもちろん県外の仲間と会えてたのしかったです。出展の楽しみは隣の出展者と仲良くなれることです。総じて楽しい鳥海クラフトでした。

2012年9月6日木曜日

カラフルなハゼ



 


















 
カラフルなハゼ
大きさ 長さ235ミリ 幅80ミリ 厚さは30ミリ

糸鋸で形をつくり、彫刻刀で線彫りしました。色は3色、黄・青・緑です。ホーム
センターで購入したバトン100MLを使用しました。台は以前糸鋸で切り抜いた
後に残った材を保管しておいたものを使用しました。結構、良い展示台になった
と思います。左右に倒れ易いで、2本脚を付け足しました。

大型の鉛筆いれ


大型の鉛筆いれ
  サイズ W310 × D210 × H60

  本体はケヤキ材で、ふたは桐材で作ってみました。本体にはものさし、三角条規、、
 ハサミ、のり等をいれることが出来きます。ふたには、消しゴムや鉛筆やマジックペ
 ンをいれることが出来ます。この大型鉛筆入れを机上において仕事をすれば、能率
 が上がることは間違いないと思います。
  最近、作っているものがどうしても小物作品になってしまいます。クラフトフエアに
 参加しているからでしょうか。この辺で大物作りに挑戦したくなりました。でも。11月
 までクラフトフエアが続くので、大物作りは残念だけど、11月以降になるかなとも
 思っています。
   

2012年9月5日水曜日

ケヤキ材を使った小箱


  ケヤキ材を使った小箱
  W210 × D140 × H50
  
 
  側板の上下を削ってタイコ状にしました。側板が丸く膨らんだように見えるので、
 すこし味が出てきました。それにあわせて、ふたの縁も丸くふくらみを持たせまし
 た。ふたは、側板よりすこし厚みのある1枚板でつくりました。
  何を入れるかは使う人の自由ですが、やっぱり自分にとって大事なものを入れ
 るといいと思います。

たて・よこ110×160ミリの極小箱









  W160 ×D110×H40という極小箱です。
 底板も含めてすべてケヤキ材を使用しています。
 部材が小さくなると加工が難しくなります。加工時にノコ歯が手に近くなるので、怖い感じ
がします。また、箱づくりは、ふたづくりに時間がかかります。このふたも縁取りをしたり、裏
側に溝を掘ったりしましたので、結構手間がかかりました。
  きれいな極小箱になったので、大事な宝物入れに出来ると思います。ハンコウと朱肉、
思い出のあるゆびわなど入れるのにいいと思います。、



2012年8月30日木曜日

看板を上げました

看板を上げました。
 
ケヤキの板を製材所を経営している友達から看板用としていただきましたので、早速作って取り付けました。
自動カンナ(幅300)にかかったので、面はきれいに整えることが出来ました。字は私の妻から毛筆で書いてもらいました。その後、クリアを塗って、工房の道路側の窓の上に取り付けました。道路側からよく見えるので、下に小さなお知らせ掲示板も一緒に置くことにしました。これでここが家具工房であることが周知できます。


2012年7月18日水曜日

大型のボビンスタンド

ボビンスタンド
W475 × D50 × H500

 材はすべてケヤキです。ウレタン塗装をしました。
 多数の糸巻を置くことが出来るよう、上段2段に10本づつ、下段2段に8本づつ、計36本の糸たて棒をつけました。糸立てが載る棚は、30度の角度で側板についています。また、一番下の板は、ハサミやメジャーなどを載せる棚に使用します。他に側板が開かないようにするためにと考えました。脚はボビンスタンドが前後に倒れないようにつけた脚です。
 
 このボビンスタンドは、近くに住む女性から注文をうけてつくられたものです。その人は裁縫が趣味で、いろいろの布を使ってさまざまのものを創っています。

少しリメイクしたゾウとキリン

ゾウ
キリン
少しリメイクしたゾウとキリン

どこをリメイクしたかというと、目です。今まで、目がなかったので、入れてみました。目にしたものは、頭が丸い小さな木栓です。この木栓は既製品で購入したものです。
 目を入れたら、大変生き生きしてきたし、一段とかわいらしくなりました。外国の本につくり方がのっているものを参考にしました。

エンジュの習字道具箱

 ふた付の筆箱を作りました。
硯や筆が入る大きさにして、同じサイズのものを5箱つくりました。材はエンジュで、中側は桐です。
 ふたが箱とぴったりと合うようにするため、ふたをつけて箱を作り、その箱を5分の2のところで切り分けました。底板はエンジュかケヤキの薄板にしました。写真ではよくわかりませんが、箱の下に切り込みが入っています。また、ふたの縁は大型のビットで鏡面仕上げになっています。
 持つとずしりと重いし色もエンジュの色ですから、重厚感が出たような気がします。エンジュは着色しなくてもいい色を出します。ケヤキと同じく、材の中でも一段と優れていますので、習字道具入れにふさわしい材だと思います。

2012年7月17日火曜日

佐久野沢の山門クラフト市に出展してきました

私の出展場所
山門とぴんころ地蔵
6月30日 7月1日に長野県佐久市の山門クラフト市に出展してきました。このクラフト市は、成田山薬師寺の山門におかれたぴんころ地蔵様で有名です。私もぴんころ地蔵様のご利益をいただこうと出展しました。山門の前は仲見世風になっていて、いつでも市が開かれるようになっています。
人の出も多く、気持ちのいいお客様ばかりでした。なんとなく趣があり魅力的な市でした。次回も出展しようかなと思いました。
魚沼から関越道・上信越道で4時間ぐらいでいけるところで、運転も大変楽でした。

  







2012年6月7日木曜日

大型の掛軸入れ

大型の掛軸入れ                                                                                                                         注文を受け掛軸入れを作成しました。                       サイズはW1220×D130×H125です。材は桐で板厚は15ミリです。4つの角は「留め」でつなぎました。ポイントは2つあります。ひとつはふた作り、もうひとつは裾模様です。ふた作りは、底板も上板ものり付けしてから切り分けました。ノコ刃の幅が小さいので、何回かに分けて切り分けました。裾模様はすべてノコ盤でやりました。アールの部分は径の小さなノコ刃でつくり、斜めのカットは治具(テイパーの板)をつくって切り込みました。後は丁寧にサンダーをかけました。特にふたに丸みをつけるために、最初手カンナで角をとってからサンダーをかけました。結構、うまくいったような気がします。早速、納品してこようと思います。

2012年5月29日火曜日

栃木県那珂川町のアートフエスタに出展

  第2回森のアートフエスタinサンタヒルズにいってきました。この場所は、栃木県那須郡那珂川町にあります。関越道から北関東道更に東北道と乗り継いで、約5時間です。疲れました。帰りは眠くて眠くて何回か休みを取りながらきました。それでも、妻と一緒だったので、運転を変わりながらきましたので、気持ちが楽でした。このアートフエスタは森の中にあります。新緑のなか木漏れ日が射す中で、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、キジ、コジュケイ等野鳥の声を聞きながらの出展でした。穏やかですがすがしく気持ちのいい2日間でした。期待したより売れ高が少なく残念でしたが、帰りは宇都宮で餃子を食べてきました。
 

2012年5月20日日曜日

長岡クラフトフエアに出展しました

5月12(土)13(金)、長岡クラフトフエアに出展しました。
12日は寒くて寒くて震えていましたが、13日は晴れて気分が良かったです。このクラフトフエアには昨年も出展しました。場所は長岡市営スキー場でしたが、今回はハイブ長岡のとなりの千秋が原ふるさとの森「緑の広場」でした。クラフトフエアの場所として最適な場所です。以後この場所に固定して更なる発展を強く願います。
 お客様はいっぱいきましたが、売り上げは思ったより伸びなかったです。残念。やはり、高いものは売れませんでした。せいぜい5000円どまりです。私の木工品は比較的高い物が多いから、少し工夫して安い(500~2000円)商品を準備しなくてはと思いました。わかったいるのですが、なかなかそうできないのです。
 次回の森のアートフェスタ(栃木県那須郡那珂川町)では、小物を準備していきたいと思います。

2012年5月19日土曜日

大きな節を入れたイチョウの座卓

  前回紹介したイチョウの厚材からローテーブルを作ってみま
した。サイズは、
W950 × D450 × H340ミリ

板厚は60ミリ、乾燥は十分です。何よりもよかったことは、板
が反っていないことです。おかげで表面出しが大変容易でし
た。これくらい幅があると、自動カンナにかけるわけにはいき
ません。すべて手カンナでしなくてはならないからです。


 左手前に大きな節があります。このローテーブル(座
卓といった方がいいかも)の大きなポイントです。最初、
この節を除こうと思いましたが、あえて取り入れること
にしました。この節の周りにはイチョウ特有のいぼ穴
(小さな噴火口みたいなもの)が点在しています。これ
もまた、いい味をだしていると勝手に思っています。


 一番下の写真は、駒止めを入れた写真です。初めて
駒止めを入れてみました。前後左右に焼く約10ミリ程
度の余裕を持たせてあります。駒止めの材はケヤキ材
を使用しました。今ところうまくいったような気がします。


2012年5月2日水曜日

キーハンガーに新しい仲間が増えました

タコ
クワガタ
タコとクワガタのキーハンガー

キーハンガーに新しい仲間が増えました。タコとクワガタです。台はケヤキ板、支柱はブナ材、タコとクワガタはイチョウ材です。イチョウは軟らかく加工しやすく、木肌も優しく、キーハンガーには適しているようです。

幅100ミリ × 長さ330ミリの板という制約の中で作るので、タコの頭のように曲がってしまいます。実はこのほうが面白い形になる時もあるようです。これからも、キーハンガーのバリエイションを増やしていきたいと思います。次は何にするか、今も模索中です。これが結構楽しい想像の時間です。